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産後の抜け毛の原因は、ホルモンバランスです。 |
妊娠中は、エストロゲンという女性ホルモンが通常より多く分泌されます。エストロゲンは、毛髪の寿命を延ばす作用があり、通常なら既に抜けているはずの毛髪が、そのまま成長を続け、出産を終えるとエストロゲンの分泌量が元に戻ります。 その結果、エストロゲンの作用で伸び続けていた毛髪が突然抜け落ちるのです。つまり、本来は妊娠中にすでに抜け落ちているはずの毛髪が、産後にまとめてごっそり抜けおちたということです。抜けるはずだった毛髪が、その時期をずらして抜けたということなので、全く心配する必要はありません。 乱れていたホルモンバランスが元に戻ったということなので、治療の必要もなく、自然に元に戻るので、通常の生活をしていて問題ありません。
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産後の抜け毛が一番多い時期は? |
人によって様々ですが、最も抜け毛が多くなる時期は、産後2〜3ヶ月頃から。 産後4〜5ヶ月頃から突然抜け毛が増える人もいますが、いずれの場合も産後1年が経つころまでには、自然と元通りの髪の毛に戻るはずなので、心配する必要はありません。
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育児中のママは、とても忙しく、どうしても食事に目が行かなくなったり、簡単に済ませることもあると思います。 しかし、産後の今こそ、バランスのとれた十分な食事をとる必要があります。 特に授乳中のママにとって、通常より多くの栄養が必要になっているので、栄養不足は育児にも支障がでること があります。そこで、どんなに忙しくても食事はきちんと3食摂りましょう。 |
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抜け毛対策の基本は、栄養バランスです。 |
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毛髪の成分がタンパク質です。 |
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【動物性タンパク質】肉、魚、卵、乳製品 |
【植物性タンパク質】大豆、納豆、豆腐、枝豆 |
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タンパク質の合成のための酵素、細胞や組織の代謝に関わる酵素など 200種類以上の酵素の構成成分で、育毛にはかかせません。 |
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肉、魚、穀類、牡蠣、レバー、納豆、アーモンド |
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健康な皮膚や髪をつくり、毛髪の成長を促進します。 |
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納豆、ほうれん草、魚介類、卵、牛乳、わかめ、豚レバー |
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タンパク質の合成を助ける補酵素です。 また、 過剰な皮脂分泌を抑える働きを持ちます。 |
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カツオ、マグロ、イワシ、サバ、レバー、バナナ、キャベツ、ピーナッツ、 くるみ、大豆、肉類 |
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その他にも、美しい髪の毛を作るにはタンパク質やカルシウムも必要ですので 大豆製品や乳製品を積極的に摂りましょう。
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イチゴ、グレープフルーツ、レモン、柿、ミカン、ほうれん草、ブロッコリー、 トマト、ピーマン、小松菜 |
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骨盤は出産によって広がり、ゆるんでしまいます。そのまま固まってしまうことで、ゆがみが生じてしまうことがあります。骨盤がゆがむと、子宮を圧迫して血流が悪くなり、卵巣に十分な栄養が供給できなくなるのです。そのため、卵巣で作っているエストロゲンの生成が滞ることになります。骨盤のゆがみによって、エストロゲンが半減し、ホルモンバランスがくずれた状態で抜け毛の原因を引き起こす事も。 骨盤のゆがみを解消する骨盤体操をするのもよいでしょう。1日10分〜20分 |
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育児で忙しいママは、シャンプーや頭皮ケア、ブラッシングがおろそかになりがち。そのため、1日100本ほど髪は自然に抜けていますが、久しぶりにブラッシングしたり、シャンプーしたりして、たくさん抜けているような印象を受けていることもあります。赤ちゃんが眠っている間に、顔ヨガや頭皮のツボ押し、ブラッシングなどをして、自分のお手入れもしてあげましょう。 |
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